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完全調理車両(キッチンカー)について

「移動式の厨房」で、
災害時にも
温かい食事を。

完全調理車両(キッチンカー)とは災害によってインフラが寸断されてもお食事の調理・提供が出来る、什器一式を備えた移動式の厨房です。
阪神淡路大震災、新潟中越地震、台風被害など、災害発生時の食事提供に腐心してきた経験からこの完全調理車両(キッチンカー)は誕生しました。現在、東日本地区に1号車、2号車、西日本地区に3号車をそれぞれ配置し、出動要請に応じて全国に派遣されています。

現在一般的に広く普及している非常時食としては、カンパンや缶詰があります。しかしほとんどは備蓄して賞味期限が切れると入れ替えるというように経済効率が悪く、また日常のお食事の味には程遠いものとなりがちです。

一方この完全調理車両(キッチンカー)では、事業所、代理店で蓄えている通常献立に使用する「完全調理品」を利用することで、通常と変わらない温かなお食事を提供することができます。

災害時に限らず、厨房の改修工事やトラブルにより厨房施設が使用できない場合の調理支援も可能です。
緊急時、災害時における、【完全調理車両】を用いた【緊急厨房システム※】を、今後より強固なシステムとして構築し、当社独自のサービスとして展開してまいります。

【緊急厨房システム】とは:災害時、緊急時には全国どこへでも出動し最大3,000食/日の食事提供を行うことができる体制を指します。

  • 完全調理車両(キッチンカー)の外観
  • 完全調理車両の内部

特徴

  • 発電機、給水タンク、LPガスボンベが搭載されているので、ライフラインが寸断された地域でも食事提供が可能。(3号車は緊急電源応援車より給電)
  • 衛生管理室を設置してあり、受発注・モニターでの調理監視が可能。
  • 第一食目の治療食の調理・提供が可能。
  • 災害等の規模に応じて連結して使用できる。
  • 単体で50~300食、連結によって、最大3,000食の食事提供に対応可能。
  • 連結により最大3,000食が提供可能
  • 東日本大震災では被災地の支援活動に出動
    (宮城県石巻市)

キッチンカーは特許登録済みです

運転席を管理室として使用することができ、調理空間を仕切ることにより良好な衛生環境を確保します。他に監視カメラ、出力モニタ画像、スピーカー等も完備しています。

特許登録
特許第4528158号
2010年6月11日付で
特許庁より「調理車両」
として特許証が交付されました。

キッチンカーの商標登録について

完全調理車両(キッチンカー)は、2012年10月12日付で、特許庁より、緊急厨房ならびに完全調理車両の用語、図案について商標の登録認証を受けております。緊急時、災害発生時には、完全調理車両を用いた緊急厨房システムを活用し、当社独自のサービスを展開してまいります。

緊急厨房認定証
完全調理車両認定証
緊急厨房 ロゴ
完全調理車両 ロゴ

写真で見る
キッチンカーの活用例

キッチンカー(完全調理車両)の活動範囲は全国にわたっています。2005年の1号車導入以降、自然災害発生時の緊急対応はもちろん、弊社事業所における厨房の改修工事などによる設備、施設が使用できない場合には、搭載された厨房機器をフル活用して、調理や配膳の支援を行っています。また防災訓練や各種イベントにおける出動要請も近年増加しており、経験豊富なスタッフとともに、全国各地で活躍しています。

キッチンカーの活用例

厨房改装による調理、配膳支援
各地域での防災訓練への参加
イベント協賛による食事提供

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