子供たちへ
「農」に触れる機会を提供
食育の一環として、日ごろ「農」に触れる機会が少ない都市部の子供たちに、自ら作物を育てるという体験を通じて地域の農業へ関心を持ってもらい、同時に「食」についての意識も高めてもらえるよう、日々活動に取り組んでいます。また草津市社会福祉協議会の「子ども食堂」へ農園で生産した野菜を提供しています。
多様な雇用の創出
ふじ愛菜農園では開設以来、障がい者や高齢者の雇用を促進しています。スタッフは日々農業にいそしみながら技術を向上させ、働く喜びを感じております。今後も当農園を発展させ、新しい農業にかかわる事業と雇用創出を図ってまいります。また農園の季節野菜を福祉施設や病院・保育園の給食に使用してもらう、手作りのメッセージカードを添えて入院・入所されている方々に季節を感じてもらうなど、多彩な取り組みによって、障がい者雇用についての社会的理解を深めたいと考えています。
耕作放置地の利用と地域交流
当農園は、後継者不足に悩む農家の依頼により、管理できなくなった農地を借り受け、さらに近隣農家の皆さんから農業指導を仰ぎ、徐々にスタッフの技術を高めながら事業を進めてまいりました。現在では、敷地内の直売所において「あおぞら市」を催すまでになり、減農薬による新鮮野菜の販売は大変好評をいただいております。また本直売所は、地域におけるコミュニケーションの場ともなっています。